春を感じる桜と山菜

アオバの森公園の満開の桜

桜満開のニュースが嬉しいこの頃です。私も週末、お花見に出かけてきました。場所は、その名も「アオバの森公園」──まるでアオバのためにあるようなお名前。千葉市の中心部にかなりのスペースがあり、さすが「花と緑の千葉」の面目躍如です。

春は光・風・そして美しい花と、五感を通して感じることが多い季節ですね。一つ付け加えたいのが、味覚。食いしん坊の私の場合は、山菜で春を感じます。故郷新潟から1か月ほど前、春の味覚フキノトウが送られてきましたので、自宅で天ぷらをして、揚げたてをいただきました。その年によって、タラの芽やこしあぶらなど貴重な山菜を味わえる時もあります。子どものころには、今は天然記念物になってしまったカタクリの花が咲く前のつぼみ、土筆(つくし)などもいただきました。そのあとはワラビやゼンマイ・コゴミなど、雪国の春を彩る山菜たち。豊かな食卓で、とても幸せな生活だったなと思い出します。

ところで、この山菜たち、フキノトウを代表に苦みを感じるものが多いですよね。いわゆる「あく」と言われるポリフェノールが苦みの正体です。冬の間に体にため込んだ余分なものを掃除してくれる、いわゆる「毒出し」をしてくれるそうですよ。自然のしくみって素晴らしいですね。私たち人間も自然の中で生かされている、生き物のひとつにすぎません。それでも偉大なる創造主さんは、寒くなれば体に脂肪をため込んで防寒してくれる食品を与えてくださり、温かい季節を迎えるころには、余分な脂肪やお肉を落としてくれる野山の恵みを与えてくださるなんて。

私にとって永遠の師「丹羽耕三博士」は「神は自然の恵みのうちに全ての良薬を与え給ふ」という金言を残されました。まったくその通り。

春の風・桜の華やぎ・鳥の声など楽しみながら春散歩に出かけました。冬の間に縮こまった心と体を、ゆっくり解き放つことができたように感じます。

今回は、春に浮かれたひとりごとでした。

アオバの森公園の満開の桜
アオバの森公園の満開の桜