アオバが波動経営に取り組むきっかけは、
白井社長と足立幸子先生の出会いです。
病気にかかってアオバで治る人と治らない人の差は何か?
という白井社長の疑問から、
精神世界の旅を経て、
足立幸子先生との出会いが用意されました。
当時のことを振り返ると、
白井社長から幸子先生への波動経営指導のお願いは、
かなり強力なラブコールでした。
「本気でやるつもりなの?白井さん。
あなた自身は良くても
社員や周りの人にとっては迷惑なことよ。
社長が訳の分からないことを言い出した、
こんな会社にはもういられないと、
やめてしまう人が出るわよ。」
という幸子先生の言葉はよく覚えています。
「社員が半分になってもいいから、
波動経営に取り組みます。」
との社長の決意に対して、
「半分で済むかしら?」との言葉も強烈でした。
実務を行う私にとっては、
何をすることが波動経営で、
社員に何を求めるのかもよくわからないままの
「今日から会社は変わる。
この会社の組織には職位や職階、年齢も上下関係もない。
命令しない、強制しない、管理しない、
を実行する」
という白井社長の言葉で波動経営はスタートしました。
「お金や物質に対するこだわりを捨てる。
直感を使い、ひらめいたことは即実行する。
起こることはすべて意味があって起きるので、
成功や失敗ではない。」
など幸子先生の言葉を実践してみようと、
個人としては受け取りました。
でも、社員の教育やマネジメントで
どう生かせばいいのかわかりません。
とにかくやってみるとだけ決めました。
命令しない強制しない、管理しない、
言葉では簡単ですが、一人一人が役割に気づき、
今自分がなすべきことを
自分で決めて実行するということですから、
命令や管理されるよりもっと厳しいことでした。
波動という言葉をマイナスのイメージで受け取った人、
顕在意識で理解できないことばかり言うアオバが
変な会社になったと思ってしまった人、
社会に適応できるよう教育訓練された人ほど
ついていけないと判断したのか、
退職者が続出し、本当に半分以上がいなくなりました。
一時不安に思うことがありましたが、
たった3人でスタートしたときのことを思えば
何とかなるさと開き直り、
結果的には新しく入社してきた人たちと
アオバは再スタートできたのです。
忙しさはありましたが、大きなトラブルもなく、
なるようになる、
ということを実体験で学んだのです。
次に取り組んだのが、
足立幸子さんデザインの新パッケージ製品の開発でした。